千葉県では、
2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、
県民の皆様が地球温暖化対策を遊びながら
学べるコンテンツを開発しています。
地球の気温は、地球の大気中に存在する水蒸気、二酸化炭素、メタンなどの「温室効果ガス」の量の影響を大きく受けます。
現在、地球の平均気温は14℃前後ですが、もし大気中に温室効果ガスがなければ、マイナス19℃くらいになります。
太陽から地球に降り注ぐ光は、地球の大気を素通りして地面を暖め、その地表から放射される熱を温室効果ガスが吸収し大気を暖めているからです。
近年、産業活動が活発になり、温室効果ガスが大量に排出されて大気中の濃度が高まり熱の吸収が増えた結果、気温が上昇し始めています。
これが地球温暖化です。
出典：「すぐ使える図表集」(全国地球温暖化防止活動推進センター)
何の対策もせずに、これまでのような産業活動を続け、温室効果ガスの排出を続けた場合、2100年には1850～1900年の平均気温と比べて世界平均気温が最大5.7℃上昇すると言われています。
出典：「すぐ使える図表集」(全国地球温暖化防止活動推進センター)
気候変動とその対策に関する科学的な知見を提供している世界的な組織（IPCC）によると、1850～1900年の平均気温に比べて世界平均気温はすでに1℃上昇していて、地球温暖化の影響を小さくするためには、1.5℃以内の上昇に抑える必要が あるとされています。
また、気温上昇を1.5℃に抑えるためには、2050年前後に世界全体の温室効果ガスの排出量を実質ゼロ（カーボンニュートラル）にする必要があると報告されました。
千葉県では、2021年3月に「2050年二酸化炭素排出実質ゼロ宣言」を行い、2050年カーボンニュートラル達成を目指しています
図：カーボンニュートラルについて（環境省作成の図に一部加筆）
県民一人ひとりが深刻さを増す地球温暖化問題に関心を持ち、太陽光パネルなどの再生可能エネルギーの設置や省エネルギーの取組など、脱炭素型ライフスタイルに転換していくことや、各主体がそれぞれの役割を自覚し、主体的に行動していく必要があります。
また、カーボンニュートラルは、現時点で確立されている技術だけでは到底実現できるものではありません。産業界において取り組まれている様々な革新的な技術開発や意欲的な挑戦によって生み出された技術などが、実社会で活用されることも必要です。
図：千葉県における2050年カーボンニュートラルのイメージ
RPGモード
脱炭素の取り組みを学ぶために、プレイヤーがストーリーを進めるモード。
クエストをこなしながら、未来社会での選択がどのように影響を与えるかを体験できる。
教育モード
45分の授業形式で脱炭素に関する具体的な知識を学べるモード。
先生の監修のもと、脱炭素の取り組みや技術をわかりやすく解説します。
ゲームタイトル募集中!
